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印刷用であれば、画像サイズ(容量)を気にすることはないのですが、Web用の画像となれば話は別です。表示に時間がかかるWebサイトは、お客様の直帰(アクセスしてすぐ帰ること)を増やすだけでなく、サイト内での回遊の妨げにもなります。また、メールに添付画像も軽い方が嬉しいですよね。そんな時に、画像を圧縮するという手段があります。今回は、ブラウザで無料で利用できる画像圧縮ツール「TinyPNG」を紹介します。
このサイトで使用している画像もほとんど(忘れてることもあるかも…)このツールを使用して圧縮してますよ。
目次
TinyPNGの圧縮性能
TinyPNGが対応しているのは、PNGとJPEGの2種類の画像フォーマットです。今回比較する指標としては、圧縮前後の画像サイズ(データ容量)の変化とオリジナルとの画質比較です。後者に関しては感覚の問題なので、目視で見ていただいて満足かどうか?という感じになりますが、前者に関しては数字で比較可能です。
JPEG画像の圧縮前後比較
今回はiPhoneのカメラで撮影した写真を素材にします。
(撮影場所は、銀座にあるBONGEN COFFEEです。隠れ家感あって好きなカフェです。)
iPhoneのカメラで撮影した場合、画像フォーマットが「HEIC」となっていますので、手元でJPEGに変換する必要があります。また、撮って出し(撮影したまま)のサイズだとそもそも大きすぎたので、画像サイズをあらかじめ小さくしておきました。
それ以外の要素は無加工です。
元画像

TinyPNGで圧縮した画像

わかりにくいので、1枚の画像にしてみました
左半分が元画像、右がTinyPNGで圧縮したものです。

いかがでしょうか?
私はそこまで繊細な目を持ってないので、ほぼ変わらない感じがします。
画像サイズ(容量)の前後比較
329.3 KBの画像がTinyPNGで圧縮することで、130.9 KBになりました!
PNG画像の圧縮前後比較
JPEGに続いてPNG形式の画像もTinyPNGで圧縮する前後を比較してみます。
今回は写真ではなく、シンプルに色彩構成した画像で比較します。
元画像

TinyPNGで圧縮した画像

わかりにくいので、1枚の画像にしてみました
左半分が元画像、右がTinyPNGで圧縮したものです。

いかがでしょうか?
JPEG同様、PNGでも圧縮前後でほぼ変わらない印象です。
画像サイズ(容量)の前後比較
2.4 KBの画像がTinyPNGで圧縮することで、472Bになりました!
TinyPNGの使い方
ここまで比較した結果、TinyPNGで圧縮した画像は目視でわかるほどの大きな画質劣化は認められませんでした。そして、本来の目的である画像容量(サイズ)削減に関しては、明確に効果があることがわかりました。
ここからTinyPNGの使い方を説明します。
TinyPNGへアクセスする
まずは、TinyPNG(https://tinypng.com/)を開きます。
使い方は至ってシンプルです。

「Drop your .png or .jpg files here!」と書かれている部分に、JPEGまたはPNG画像をドラッグ&ドロップするだけです。複数画像の同時投入も可能です。

画像の圧縮が終わると、左のパンダがバンザイします。かわいいですね。
圧縮したファイルは、上記画像の矢印部分から、「個別ダウンロード」か「一括ダウンロード」を選択できます。
一括ダウンロードを選んだ場合は、ZIP形式で複数画像が圧縮された状態でダウンロードされます。
まとめ
いかがでしたか?今回はTinyPNGを使った画像の軽量化についてでした。
画質劣化が少なく、容量はかなり削減できるので、Web制作者には大変有益なツールです。何よりも、登録不要で、無料で使えるところが嬉しいですよね。