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仕事とポケットWi-Fi用(テザリング用)に使用していた、Xiaomiの「Mi 10 Lite 5G」から「Redmi Note 9T」へ機種変更をしました。楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)の設定周りで戸惑った部分などもあったので、今回は楽天モバイルの初期設定とテザリングの設定を中心に解説します。
目次
Redmi Note 9T購入の経緯
元々使用いていた「Mi 10 Lite 5G」はAliExpressで購入したSIMフリーのグローバルモデルでした。サイズ感、動作、バッテリー持ち、カメラ、基本的にはなんの不満もなく使っていたのですが、少し高いところからアスファルトに落としてしまい砕け散ってしまいました。
AliExpressは中国の通販サイト、やりとりや物流面のコスト、スピード感など諸々考慮し修理は断念しました。そこで、代わりの機種をフリマアプリで物色。同じMi 10 Lite 5Gがよかったけど、手頃な価格で手に入りそうな端末が無かったため、比較的性能が近そうなRedmi Note 9Tを購入することにしました。
Redmi Note 9Tを選んだ理由
大前提として、 楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT VI)が使えること。今回購入したRedmi Note 9Tはソフトバンクから発売されていた物をSIMロック解除した端末で、5Gにも対応しています。楽天モバイルの5Gエリアは、正直まだまだな感じですが、最近は都内の主要エリアで少しずつ電波を掴めるようになってきています。
参考:楽天モバイル通信エリア
他に重視したところとしては、バッテリー持ち(終日ホットスポットONでも耐えられる)と、ゲーム(Call of Duty®: Mobile)ができること、それとセカンドスペースが利用できることです。
Redmi Note 9T(SIMロック解除版)に楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)を設定する手順
早速、Redmi Note 9Tで楽天モバイルを使う設定をします。
SIMカードを入れる
SIMトレーは本体の左側にあります。付属のピンか、クリップなどを伸ばした細長い棒を差し込むとトレーが出てきます。
てっきりデュアルSIM対応(2つのSIMカードを挿せば2回線使える)だと思ってたんですが、今回購入したSoftBank版の端末ではSIMカードは1枚しか挿せないようになっているそうです。デュアルSIMの必要がある方は、グローバル版のRedmi Note 9Tを購入しましょう。
APNを設定する
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)の公式設定を元にしていますが、APNタイプにdunを追加しました。テザリングで利用される場合はdunも入れたほうが良さそうです。
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl,dun |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
設定の全画面キャプチャは以下です。ちなみに、設定が完了したら画面一番下の「その他」から設定値を保存することをお忘れなく。
【重要】通話アプリでVoLTEを有効にする
ここが一番の落とし穴ですが、VoLTEを有効にしないと通話だけでなく、通信もできません。私はここの設定を失念していて2時間ほど悩み続けました(前の機種でも設定したのに…)
設定自体は簡単で標準の電話アプリで「*#*#86583#*#*」を入力。
「VoLTE carrier check was disabled.」のメッセージが一瞬表示されたら完了です。
念の為設定→SIMカードとモバイルネットワークの画面を開いて、今まで表示されていなかった「VoLTEを使用」が表示されていれば成功です。(項目がOFFになってる場合は、ONに変更してください)
あとは、Redmi Note 9Tを再起動するとアンテナが立ち、ネットに繋がるようになっていると思います。
Redmi Note 9T(SIMロック解除版)でテザリングを行う
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT VI)の開通ができていれば、テザリング自体は簡単です。ホットスポットと呼ばれる項目がテザリングの機能になります。
テザリングの初期設定
設定→接続と共有→ポータブルホットスポットからテザリングの設定を行います。
WiFi接続用パスワードの設定
最低限必要なのはWiFi接続用のパスワード設定(もしくは確認)です。SSIDやパスワードはデフォルトで設定されていると思いますが、任意のものに変更可能です。
ちなみにSSIDは、WiFiの名前(WiFiを検索したときに表示される名前)で、パスワードはSSIDに接続するときのパスワードになります。設定が完了したら、右上のチェックマークを押すことで、設定が保存されます。
テザリングのON・OFFはクイック設定パネルから
SSIDとパスワードの設定が完了したら、テザリングをONにします。頻繁に使用する方は、クイック設定パネルから行うのが便利です。クイック設定パネルは、画面の上の方(通知バーと呼ばれるところ)を下にスライドすると表示されます。もう一度下にスライドすると、クイック設定パネルの全体が表示されますので、そこからホットスポットと呼ばれる項目を探してください。これがテザリングの機能になります。青がホットスポットON、グレーがホットスポットOFFの状態です。
勝手にテザリングがOFFにならないようにするには
初期設定では、テザリング(ホットスポット)の接続台数が0台の時は、自動的にホットスポットがOFFになる設定となっています。いちいちホットスポットのON/OFFを行うのが面倒な場合は、設定→接続と共有→ポータブルホットスポットの「ホットスポットを自動的にオフ」にするという項目をOFFにしましょう。ただし、電池の減りが多少早くなります。
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)でテザリングした時の速度(実測)
気になるテザリングの速度です。以下はお昼過ぎの有楽町駅付近で4G接続の状態で計測したものです。
この程度のスピードがあれば、テレビ会議も遅延なく利用できます。私自身、日常的にテザリングで仕事をしていますが、都内だと大体こんな感じです。
まとめ
Redmi Note 9T(SIMロック解除版)の設定で一番厄介だったのは、やはりVoLTEを有効にする部分です。楽天モバイルの公式にも書かれていない情報ですので、Xiaomiのスマホを設定するときは忘れずに確認したいと思います。肝心なRedmi Note 9Tの使い勝手ですが、インカメラの位置がちょっと気になります。
白背景だと以下の写真のような感じになります。
あと、カメラのシャッターボタンを押してからのタイムラグ(シャッター音は押した瞬間にするけど、保存タイミングが少し後)が気になります、アップデートで改善されるのに期待しましょう。
上記2点以外に大きな不満はないです、見た目も質感も値段の割にとても良いと思います。テザリングも終日ONの状態で安定していますし、バッテリーの持ちも充分です。
とりあえず落として壊さないように、頑丈なケースを買いました。