【楽天モバイル】パートナー回線との切り替え方法と、回線接続の確認方法(Android)

楽天モバイルとは

楽天モバイルとは、docomo・AU・SoftBankに続く、第4の携帯キャリアです。既存3キャリアに比べて、後発のため、価格や楽天経済圏でのメリットは大きいです。ただし、回線エリアに関しては順次拡大中というステータスなので、既存3キャリアと比較すると電波状況が良くない地域も多いです。
私は楽天モバイルの回線を主にテザリング用として使っていますが、都内で使う分には十分な電波だと思います。ただし、地下鉄や高層ビルに関しては、都市部でも電波が弱い印象です。
※執筆時点

参考)楽天モバイル公式サイトの、通信エリアのページから楽天モバイルの通信エリアを確認できます。

パートナー回線とは

楽天モバイルの電波が入りにくいところは、パートナー回線(AU回線)を利用することが可能です。楽天モバイルでは、楽天モバイル回線の網羅性が上がった地域から、パートナー回線の接続を終了していくそうです。楽天モバイルとKDDIのローミングの契約期間は2019年10月1日から2026年3月31日までなので、2026年4月1日からは全国で楽天モバイル回線のみの接続となると予想されます。

パートナー回線は月5GBまで

楽天モバイルの回線は使い放題ですが、パートナー回線は月5GBまで(執筆時点)です。5GBを超えると、速度制限がかかりますが、速度制限がかかってしまった場合でも国内であれば1Mbpsの速度が出ますので、ネットやSNSを普通に使う分には問題ない速度です。

楽天モバイルとパートナー回線との切り替え、基本はスマホ任せ

楽天モバイルとパートナー回線を切り替える場合、基本的にはスマホ任せです。電波状況に応じて、勝手に楽天モバイルの回線とパートナー回線を切り替えてくれます。ただ、スマホも万能ではないので、楽天モバイルエリアなのにパートナー回線につながったままになっていることもあります。また、パートナー回線の提供が既に終了しているエリアに、パートナー回線に接続したまま侵入し、圏外が続くということもあります。

Androidで楽天モバイルかパートナー回線か、どちらにつながっているか確認する方法

楽天モバイルから提供されている「my楽天モバイルアプリ」を使うと、現在どちらの回線に接続されているかを確認することができます。

しかし、「my楽天モバイルアプリ」は、アプリを開いている時だけしか回線種別を確認できないので、少し不便です。そのため、私はAndroid向けに無料で提供されている「パンダ回線状況チェッカー」というアプリを使用しています。

パンダ回線状況チェッカーとmy楽天モバイルの比較

パンダ回線チェッカーのメリットは、Androidの通知バーに接続している回線をアイコン表示できることです。また、回線が切り替わったタイミングでプッシュ通知で知らせてくれる機能もあります。
「my楽天モバイル」の場合は、回線状況を知るためにアプリを開いたままにしなくてはならないので、パンダ回線チェッカーの方が、利便性は高いと思います。
また、パンダ回線チェッカー以外にも類似のAndroid向けアプリはいくつもあるので、興味がある方は試してみてください。

パンダ回線状況チェッカーの設定

パンダ回線状況チェッカーのダウンロード

パンダ回線状況チェッカーはGoogle Playから無料でダウンロードできます。

パンダ回線状況チェッカー:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.osuworks.ktc.pandachecknow&hl=ja&gl=US

パンダ回線状況チェッカーの設定

今回は、ステータスバーへの回線状況表示と、切り替え時の通知を設定します。他にも色々出来そうですが、興味がある方はググってください。

初期設定

パンダ回線状況チェッカーを起動させ、電話の発信と管理を許可します。

この手の権限許可の確認はAndroidアプリでよく目にしますが、これを許可しないと回線チェックはできないようです。

続いて、画面右上の歯車マークをタップし、設定画面を開きます。

エリアの切り替え時に通知するを「有効」にします。これでステータスバーへの回線状況表示と、回線切り替え時の通知表示ができるようになります。

こんな感じで表示されます

ステータスバー:Rアイコンの時は楽天モバイルの回線につながっている
通知:回線切り替え時にはこのような感じで通知されます

Androidでの回線切り替え方法

次に楽天モバイル回線とパートナー回線の切り替え方法についてです。基本的にはスマホ任せで自動なのですが、スマホの状況によってはうまくいかなかったり、楽天回線エリアなのに、ずっとパートナー回線につながっていたりと、不都合な場合も多いです。
現時点での回線切り替えの方法は、フライトモードにして回線接続を止め、フライトモードを解除し再度通信を復帰させる方法が良いでしょう。
楽天回線エリアで、フライトモードにして再度フライトモードを解除すると、すんなり楽天モバイルを拾い直してくれます。手動でしか対応できない上、回線が寸断してしまうので、多少面倒ではありますが、楽天モバイルの網羅性が上がればこのような手間もなくなると思います。

まとめ

楽天モバイルは全国で言うと基地局の網羅性が低いため、執筆時点では少し工夫して使う必要があるのは正直なところです。しかし、無料キャンペーンなども含めて考えると、価格的なメリットは十分にあると思います。都内では5Gにつながるエリアも増えてきていますし、今後の楽天モバイルに期待です。