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2021年の発売と同時に手に入れたmoto g100。楽天モバイルの回線を使い、サブ機としてカーナビやゲーム、モバイルルーターの代わりとしてバリバリ活躍してくれています。1年間使った感想は別でまとめるとして、今回はアップデートのたびに動作が重くなるFortnite(ゲーム)を快適にするため、RAMブーストという機能を試してみることにしました。
目次
moto g100とは
moto g100はモトローラー社製のAndroidスマホです。
ハイエンドなモデルとして、Snapdragon™ 870や5G対応、Ready Forという機能を搭載しており、外部ディスプレイに繋いでパソコンがわりに使うこともできます。
RAMブーストとは
moto g100の物理メモリは8GBです。しかし、RAMブーストを使えば、ストレージのうちの2GBをメモリとして使用できます。つまり、計10GBをメモリとして使用できるようになる機能です。
RAMブーストの手順
早速RAMブーストをONにしてみます。
なお、root化など難解なことは一切不要で、設定画面から簡単に設定ができます。
もちろん、RAMブーストをONにすることでメーカーの保証が受けられなくるようなこともありません。
設定→システムをタップ

Adaptiveパフォーマンスをタップ

RAMブーストをタップ

RAMブーストの項目をON

再起動をタップ

再起動後にはメモリが10GBに!

ちなみに、元の8GBに戻す場合も同様の手順で、再起動が必要になります。
RAMブーストした結果、Fortniteが快適になった!
無事にRAMブーストができたところで本題です。果たしてFortniteのカクツキはRAMブーストで改善されるのでしょうか?
結論から言うとYesです。
体感の問題なので、言葉での説明が難しいところはありますが、RAMブーストを使用していない時に比べると重めのエフェクトでも割とスムーズに動くようになった感じがします。そしてプレイ中の動きも全体的に軽快になった印象です。
また、ゲーム以外の通常操作に関しても、全体の動作がなんとなくキビキビしたと思います。
RAMブーストのデメリット
正直なところ、現時点ではデメリットを感じていません。一説によると、RAMブーストを使用することで、ストレージの寿命が短くなるらしいのですが、ストレージがダメになる頃には液晶とか他のところが先にダメになると思うので、現時点では気にしないようにしています。
RAMブースト前後でAnTuTuベンチマークスコアの比較
体幹の表現だけでは難しいので、RAMブーストON/OFFそれぞれの状態で、ベンチマークを取ってみました。
今回使用したのはAnTuTuベンチマークです。
RAMブースト無効時のベンチマーク
RAMブーストを無効にした場合のベンチマークスコアです、1年以上経過してるモデルの割にはまぁまぁ高スコアな気がします。
- 総合スコア:609703
- CPU:153637
- GPU:236180
- メモリ:100303

RAMブースト有効時のベンチマーク
そして、次がRAMブーストを有効にした場合のベンチマークスコアです。
総合スコアで16101も向上していました。
- 総合スコア:625804(+16101)
- CPU:162590(+8953)
- GPU:234578(-1602)
- メモリ:107830(+7527)

まとめ
今回はRAMブーストを使って、moto g100で快適にFortniteをする方法を実践してみました。デメリットが今のところ見え切ってない部分は不安ですが、普段使いでもなんとなく重く感じている方は、RAMブーストを一度試してみると良いかもしれません。なおRAMブーストの機能は同じモトローラー製の端末の一部にも搭載されているようです。